来院された患者さんはバリバリのスポーツマン
ある日、バレーボール中に肩を大きく動かしてから寝ても覚めても肩が痛くなったそうです。
我慢していたけど翌日が試合の為、どうにかしたいとの事で来院されました。
施術前が写真左側です。
痛みで肩がこれ以上あがらない状態でした。
施術後が右側です。
制限は掛かりますが、施術前より確実に腕が上がっています。
痛みの度合いは、かなり下がっていました。
テーピングで動ける形を保持しつつ、翌日の試合へ。
もの凄い点差を付けて勝ってきました。
嬉しそうな笑顔は、施術側の我々も嬉しくなります。
今回起こっていた事は、肩関節のズレ。
亜脱臼なんて表現が当てはまり易いですね。
おそらく上腕の回旋時に脱臼の様な形になっていたと考えられます。
整形外科学検査法にて、悪い箇所の特定と
ズレを起こした際に壊してしまった軟部組織を特定し
整復、固定といった施術内容になりました。
結果は写真の通りですが、実際に治癒だけを考えるのであれば
三角巾などで固定して試合にも出させずに休ませます。
しかし、今回は多少反動が出ても試合に出たいと言う事だったので
翌日の試合に出れるように施術しました。
強い意志もあって、試合に勝てたようです。
当院ではしっかりとした検査、整復、固定術に加え
一流のアスリートが身体のケアの為に使う最新機器を取り揃え
こうした「それでも頑張りたい!!」を全力で応援しています。
まにわ整骨院 新井薬師院
03−5343−7887
追記
自分でも出来る!!肩関節のズレの検査法
デューガス・テスト
座位の状態にて、肩に痛みが有る側の手を
反対側の肩に当て、肘を胸に付けるようにします。
痛みの為に反対側の肩に触れられないようなら
肩関節の脱臼を(逸脱)を示唆します。