ふくらはぎ(下腿)の肉離れ,筋挫傷について

治療に入ります。

 

先ずは触診と整形外科学検査法で損傷部の特定

今回は腓腹筋の肉離れでした。

(自分にやるのはなかなか難しかった…)

 

肉離れも分類が有るので、その特定。

今回は分類２段階目、筋繊維の一部断裂でした。

 

損傷程度による分類だと、分類２段階目

腫れ、熱感、痛みがあり歩行などに支障が有る、でした。

 

ヤバイ。。。

ここまでの検査で導きされるスポーツ復帰目安は1ヵ月だ…。

 

久々にちょっと凹みました。

 

 

結果として、1日で走れるまでに回復しました。

(痛みは伴います)

 

怪我された患者さんの治療の為に!!

そう思って購入した最先端治療器をおしみなく

個人利用しました!!

 

これ、すっごい効きますよ!!

 

治療内容

1.損傷箇所にアイシング

2.アイシングしつつ損傷箇所以外に微圧マッサージ

3.アイシングしつつ痛みの感じない範囲でストレッチ

1〜3を1時間に20分間隔で3セット

 

4.特殊電気治療のHi-Voltageを30分

5.マイクロカレント電気療法を20分

hi-Voltage治療、マイクロカレント療法はアメリカで取り入れられている

筋損傷への電気治療です。

怪我の治りを早くする為、海外ではプロスポーツ選手へ適用されています。

(日本ではアイシングの文化が非常に強いですね)

 

6.損傷部以外に立体動態波を20分

 

7.テーピング

２種類のテーピングを使用しました

8.包帯

これが１番肝心です。

 

早期治療を考えるのであれば綿包帯。

運動をするのであればエラスコットなどの伸縮しつつ

ある程度の強度がある包帯をオススメします。

 

上記の治療後にKTテーピングを施し

最後に伸縮性のある包帯で圧迫包帯を掛けました。

 

これで治療完了です。

 

 

実は他にも細かい事はやっていますが、教科書上では

１ヵ月〜３ヵ月競技復帰にかかるところ、治療後は１日で

競技復帰(私の場合はカポエイラ)が可能となりました。

(もちろん痛みは有ります。)

 

治療自体に３時間ほどかかるので現実的では無いとしても

翌日に大切な試合が有って、どうしても休めない…!!

そんな方限定でやらせて頂く内容だと実感しました。

 

さて、競技復帰を早めた分、この後の後療法が非常に大切で

失敗すると・・・の可能性もまだ有ります。

油断する事無く、しっかり治したいと思います。