前回のブログ
を見て頂くとより分かりやすいかもしれません。
捻挫をしてしまってから足関節が伸びなくなってしまった患者様。
彼女はダンスやバレエをこよなく愛しています。
痛みが無くなるだけでは「治った」とは本人も考えにくく当院に来院して下さいました。
実際、バレリーナさんからの「足首の可動域拡大」をお願いされる事は多く
可動域制限を抱える方の多くが過去に足関節捻挫をしてしまい
痛みが無くなったレベルまでしか治療していない過去が多い事に気づきます。
治療院に行く際には、先生とどこを治った基準にするのか
しっかり話し合ってから治療を開始した方が良いと思います。
さて、では足首の可動域の拡大を行います。
器質的な損傷(靭帯や筋の損傷)を回復させる事は大前提です。
痛みが無く、損傷も無い状態で足関節が伸びない。
この場合には損傷した後の筋肉(主にフクラハギ)が
上手く動かなくなってしまっている事が多くあります。
そこで当院ではフクラハギにEMS(運動神経に電気刺激を与える治療)を行いつつ
PNF(神経生理学に基づいたリハビリ療法)を行います。
平たく言うと
怪我をした事によって筋肉が上手く使えない、眠ってしまった様な状態になります。
EMSとPNFの混合療法はその筋肉を起こしてあげる治療です。
写真でも分かるように、1回行うだけでもその効果はなかなかです。
更にこの療法の良いところは本人がフクラハギを使い易くなる事を自覚できるところ。
バレエやダンスにおいて、足首を上手く使えるか否かは大きな問題になりますので
こうして元どおりの正しい動きまで回復する事が治療になると思っています。
もう少しで完全可動になるので、最後まで「治った」状態になれる様頑張っていきます☆
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まにわ整骨院
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